小林多喜二
小林多喜二出生地 下の石碑は下川沿駅の構内に昭和32年に建てられました。
石碑に書かれている内容
明治36年(1903年)10月13日、秋田県北秋田郡下川沿村川口字長里236−1に、父末松・母セキの次男として生まれた。家は貧しい自作兼小作農であった。
 4歳のときの12月のすえ、一家で北海道小樽に移り住んだ。
 生活は苦しかったが、おじの助けで、小樽高等商業学校(現在の小樽商科大学)を卒業、大正13年(1924年)北海道拓殖銀行に勤めた。昭和4年(1929年)代表作「蟹工船」を完成。しかし、左翼運動のため銀行をやめさせられ、昭和5年東京に行った。
 それからは、プロレタリア作家の集まりでは大変力を出して先頭になって活躍した。昭和8年、築地の警察署で激しい拷問を受けて死亡。